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(c) 第二号で引用する(注)第146条の34の6第(一)号の「遭難周波数」とは、MFで運用するものについては、2,187.5kHz,HFで運用するものについては、4,207.5kHz,6,312kHz,8,414.5kHz,12,577kHz,16,804.5kHzをいう。
(d) 第二号の(注)第146条の34の6第(一)号で「有効確実に受信できるもの」とは、次に掲げる要件に適合するものをいう。
(1) 受信した呼出しに含まれる情報を文字で表示できるものであること。
(2) 受信機入力起電力が1マイクロボルトの信号を受信したとき、誤字率が1×10 −2以下であること。

 

(予備の部品等の備付け)
第百四十六条の四十九 船舶には、第百四十六条の十の二、第百四十六条の十の四、第百四十六条の三十四の三、第百四十六条の三十四の五、第百四十六条の三十五、第百四十六条の三十七、第百四十六条の三十八の二及び第百四十六条の三十八の四の規定により備えるナブテックス受信機、高機能グループ呼出受信機、VHFデジタル選択呼出装置、VHFデジタル選択呼出聴守装置、無線電話遭難周波数で送信及び受信をするための設備、無線電話遭難周波数聴守受信機、デジタル選択呼出装置及びデジタル選択呼出聴守装置の保守及び船舶内において行う軽微な修理に必要となる予備の部品、測定器具及び工具を備え付けなければならない。
(関係規則)
船舶検査心得
146−49.0 (a) 予備の部品(ヒューズ、インクリボン、交換用紙等の消耗品並びに空中線用線条、空中線素子及び空中線用碍子)、測定器具(テスター等簡易な試験を行うために必要なものに限る。)及び工具(ねじ回し等修繕用器具及び修繕用材料(専用工具があれば当該工具を含む。))を当該船舶の航行の実態を勘案して適当な数を備えていること。

 

 

 

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